どうも、のうみです。
1993年にCyan社からMacintosh専用ゲームとして販売された「MYST」ですが、私がプレイしたのは2013年頃。
その感想は発売当時このゲームが、いかに画期的なゲームだったのかをプレイして理解しました。
スライドショー形式のゲームですが、その画像は全てプリレンダリングされた3DCGによって描かれている。
そのクオリティに驚愕。
そして、その重厚なストーリーと超難解な謎解きの世界にハマり込んだのを今でも覚えています。
自分で攻略ノートに記入しながらやった人も多いはず。
世界を記した本と接続書そして牢獄の本
世界を記した本と接続書そして牢獄の本
広大な星々から一冊の本が落ちてきた。
MYSTと表紙に書かれたその本に開けてそこに映る風景に触れた主人公は気が付くと海に四方に囲まれたミスト島に。
そこには赤い本と青い本がありその中にはシーラスとアクナーが本に閉じ込められていた。
そして彼らからの情報や島や他の世界に隠された日記などから徐々にこの世界についてことがわかってきます。
ドニの技術で描かれた世界の本
かつて繁栄を極めたドニ文明から生まれた特殊な紙とインクにより記述された本の中に世界を創造する技術によって生まれた本。
プログラムと同じでもしも記述に誤りがあれば世界はその致命的バグを抱えたまま生まれ絶えず修正コードの記述しなければ世界は崩壊してしまう。
世界の大きさ複雑さに比例してその大きさや厚さは異なり、本のページを破るなどすれば世界に重大なダメージを与えることになる。
接続書
記述された世界への入口。
固定された場所に転送されるためそこにトラップを仕掛けられる危険性がある。
接触した人物を転送させた接続書はその場に残る。
世界の本とは異なりページを破っても世界に重大なダメージは無いが入口のリンク機能を失ってしまう。
ページを戻すことで再びその入口はリンク機能を復元する。
そして、忘れてはいけない、接続書の入口はそこ場所に残り続けることを。
牢獄の本
見た目は接続書だが実際は入り込んだら抜け出ることのできない牢獄の世界。
本来は欲深い探検者などを捕らえるための本だが見た目が接続書のように見えるので特定の人物を捕らえるためにも使用することができる。
例えばドニの世界に帰りたい人物を捕らえたいなら…
創造主の楽園「ドニ文明」について
創造主の楽園「ドニ文明」について
かつて栄華極めたドニ文明は滅び、その末裔のゲーンとその息子アトラスと妻キャサリンは世界を創造し、世界を旅していました。
しかし、ゲーンとアトラスの親子の確執によりキャサリンは囚われてしまい、ミストの書はアトラスを吸い込み星々の裂け目の中に落とされた。
ミストの世界に取り残されたアトラスとその息子シーラスとアクナーはミスト島の中で他の世界を旅をしていたのですが、二人の息子は大人になるにつれて肥大した欲求からあることを実行。
父であるアトラスをページを抜いたミストの接続書を持たせて崩壊したドニの世界へと幽閉。
プレイヤーは最終的には赤い本か青い本を選ぶことになるのですが、全ての謎を解いた者のみが第三の選択が可能になります。
そして、エンディングであるアトラスが絶えず記述を続けている分厚い本が存在。
その本の世界は続編「Riven: The Sequel to Myst」でプレイヤーが向かう世界でありゲーンとアトラスの親子の確執に触れる物語となっています。
このリヴンをプレイした感想はグラフィックが綺麗ななっただけではなく、狂気的難易度がさらに上がった究極のアドベンチャーゲームだと思う。
【2021.1.1追記】
ミストVRが発売されていたのですね。
この作品ほどVR向きゲームは無いと思っていましたが凄い時代。
プレイしたことある方もない方もきっと楽しめると思います。
え?私はもちろん、PS版で出ればか買います!
リヴンVRでないかなぁ…
