どうも、のうみです。
2021年3月16日、この日の取引をもってケネディクス【4321】が上場廃止(翌3月17日)となります。
私の初めての投資対象であり、常に頭の片隅で意識していた銘柄、それがケネディクスでした。
こうして振り返ると四季報でぶん殴りたい時もあったけど、今となっては全てが懐かしい。
TOB成立は素直には喜べませんでしたが、今振り返るとあの株価で売却機会を与えてくれたケネディクスには感謝しないといけませんね。
あれが無ければベイカレントとSMFGへの投資対象変更もなかった訳ですから。
あっ、すみません、シグマクシスを忘れてました。
ケネディクスの並びの良い「4321」證券コードもお気に入りの理由の一つだったw
どこの企業が受け継ぐことになるのか楽しみ。

のうみとケネディクスの邂逅
のうみとケネディクスの邂逅
黒田バズーカこと異次元緩和から遡ること3ヶ月前の2013年1月。
私が初めて投資を行う為に楽天証券とSBI証券と松井証券に口座を開設。
右も左も分からぬまま、最初の投資銘柄を探していて偶然に目に留まったのがケネディクス。
不動産アセットマネジメントという業種に不思議な縁もあり、興味を持ち企業情報とチャートを可能な限り調べまくったのを憶えてます。
当時の状況はリーマンショックからようやく立ち上がり始めた不動産業界でしたが、まだまだ本格的な回復局面と言える状況では無かったと思う。
しかし、余りそういう状況を当時の私は理解しないままケネディクス株の購入に動き出します。
そして、あの異次元緩和による大相場が訪れることになる。
ビギナーズラックで凄まじい利益を得た私は、完全に調子に乗って全力投資に切り替えるまで時間は掛かりませんでした。
売りの難しさを知らぬまま全力買い、どうなったかは分かりますよね?
米金融緩和策転換の地ならしにより、相場は大きく乱れ、利益の大半を失い雀の涙ほどの僅かな利益だけが残りました。
この手痛い経験は当時の私には本当に辛かった。
特にメンタルが壊れそうになって仕事に支障がでるレベルの凹み様で、周りの人が心配するぐらいに表に負の感情が出ていました。
本来なら痛い目に合った銘柄は避けるのですが、投資初心者の私はケネに固執して失った利益を取り戻そうと動き始めます。
投資のイロハを教えてくれたケネディクス
投資のイロハを教えてくれたケネディクス
それから半年、私はようやく気付きました。
ケネディクスは長期投資に向いていないということをw
そこからは投資スタンスを変えて中短期でのトレードにすることで、徐々に利益が積み重なっていくようになりました。
たぶん、ここから三年以上はダウ平均と日経平均とケネディクスのチャートしか観ていませんでした。
山あり谷ありの相場を共に共有したあの日々。
相場の格言にある「銘柄に惚れるな」ですが、惚れない銘柄をあなたは買えますか?
こうした気持ちにさせる銘柄は投資を始めたばかりの時期には誰しも必ずあると思う。
恋愛に例えるなら若気の至りもあるかもしれませんが、男女問わず初恋の体験は、その後の人生を大きく左右させますよねw
これは個人的な見解ですが、対象銘柄を絞ったら売買で回転させるかホールドするかどちらかで利益は十分獲得できる。
もちろん、投資に絶対はありませんんが、投資対象を頻繁に変えることは、あまりメリットがあるとは思えないのですが…まぁ投資スタイルは人それぞれ。
今後のケネディクスについて
今後のケネディクスについて
三井住友フィナンシャルグループ(FG)の子会社である三井住友ファイナンス&リース(F&L)に飲み込まれたケネディクス。
今後はSMFLみらいパートナーズインベストメント2号として三井住友グループの歯車の一つとして動くことになります。
しかし、以前の投稿で何度も語ったように私はいつの日か新生ケネディクスとして再上場すると考えています。
そうで無ければ30%のケネ株を保有するARAにはまったくメリットがない。
三井住友グループはどこかでARAのケネ株を買取る算段を模索してる可能性もありますが、それが出来れば苦労はしない。
ケネディクス経営陣も苦渋の選択だったと私は結論付けましたが、他の投資家はそうは思ってくれないかも?
再上場時に仮に同じ顔触れの経営陣を観た時にどういった印象を感じるかは分かりませんが、残念ながら、それは株価には何の影響もない。
再上場でもっとも重要なのは全体相場のタイミングということでしょうね。
ケネディクスTOBには様々な見方や見解があるとは思いますが、ケネディクスは一旦市場からその名が消えます。
それは、TOBとういう処置によって今の市場からケネディクスを遮断し隔離する理由があったから。
つまり、現状の状態で市場にケネディクスが存在しても投資家が望むような株価を付けることができないからではないでしょうか?
たしかにTOB資料の経営計画書には大きな利益を来期以降に出せると書いてはいましたが、これはあくまでもTOBを前提とした計画書。
三井住友ネットワークを活用し籠の中で成長遂げて、籠を出る時に祝おうじゃないか、そう私は考えています。
億り人(仮)のうみの運用報告
億り人(仮)のうみの運用報告
ツイッターでは先行して運用状況を公開しましたが、のうみは億り人(仮)になりました。
投資を始めた時の夢だったはずなのですが実感が湧かないのは、億り人が確定してる訳では無いからなのか、次の目標を模索してるからなのかは、私自身にもわかりません。
恐らく、終わることの無い投資の深淵から抜け出すことが今の私にはできないと思う。
夢の大台『億』を超えた瞬間の評価損益+23,434,217円。さりげなくシグマクシス200株をナンピン買い。【2021.3.9時点】
先週末の段階の評価損益は+27,250,617円、ベイカレントは以前に言ったように、やはり怪物ですね。【2021.3.12時点】
今の株価が高いと感じる方は四季報で新たに公開された来期と再来期予想に近年のベイカレントの増益率を当て嵌めて新たな指標を算出してみてください。

すると浮かび上がるの指標から考えれば決して今の株価が割高ではないことがわかります。
個人的意見を付け加えるとDXコンサルの適正PERは改定されて然るべきと私は考えているので、あくまでも指標は目安でしかないかも?
短期トレーダーも上方修正や株式分割の気配がある以上、それが仮に幻影だとしても潜在する期待によって、信用売りもリスクが高いと考えているのではないのでしょうか?
今後は信用取引の買い残に目を向け、それを売買の判断材料にするのが良いかもしれません。
SMFGもようやく銀行株が脚光を浴びる条件が整った感じ。
高配当銘柄なのに放置されていましたが、実体経済が活発になれば業績は本来在るべき水準に戻り、さらに上を目指す流れ。
シグマクシスについては運用方針の転換を考え、今後は未来に目を向け切り替えていこうと思う。
念の為この投稿を観覧している方には伝えておきますが、上記の銘柄には逆指値による安全装置を仕掛けているのでシグマクシス以外は利益は確保済み。
次回の運用報告は未定なので、もしかしたら暫く公開できなくなるかもしれませんが許してね。
それと、当ブログ『シグナログ』は投資専門サイトのように投資家の購入欲求を煽り誘導することが投稿の目的ではないことを理解しておいてください。
あつ森島民限定!第五回『円卓の会』!
あつ森島民限定!第五回『円卓の会』!
2021.3.20(土)の14時~15時の間、アヴァロン島を解放します。
前回は開催出来なくて、本当にごめんなさい。
今回ものうみによる来島者へのアンケート&雑談をしようと考えています。
上記の日時なりましたら、下記に招待用パスワードを掲載します。
【2021.3.20追記予定】
アヴァロン島「円卓の会」招待コードは【707KL】です。
アンケートに協力してくれた方は先着5名様に限りマイルりょこうけん2枚をプレゼント。
ボイチャはNG。
ご参加を心よりお待ちしております。
たぶん、満員御礼になることは無いと思うのでスムーズに来島できるはず。
仮に誰も来なくとも途中でゲートは締めることはないので、時間ギリギリでも安心してね。
状況に合わせて解放時間は延長する場合があります。
今回も監視役のフレンドが来島している場合がありますが、そいつは無視してくださいw
最後だから今まで濁してきた私の本心を言います。
私はケネディクスのことが好きだった。
元株主の中に存在するであろう怨嗟さえも市場は飲み込み、そして儚く消えゆくことが今後のケネディクスの飛躍の為だとするなら、最後ぐらいは暖かく見送ってあげようではありませんか。
