どうも、のうみです。
己の画力と投資に限界を感じ悩みに悩み抜いた結果
のうみがたどり着いた結果(さき)は感謝であった
自分自身を育ててくれた投資への限りなく大きな恩
自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが感謝の投稿!
この投稿はケネディクスTOBの結果の分からない2021.1.8の段階から書き始めているのですが、もしかしたらと脳裏をよぎりながら株式観音の力を借りて文字を打ち続けています。
まずは読んでくれてる皆さんに伝えたいことがあります。
投稿記事を読んでくれてる皆さんに感謝!株主に感謝!冨樫先生、連載再開ありがとうございます!※連載再開デマでしたw
投資による心の所作、それはどんな状況になろうとも揺るがない心で私情と市場に向き合うこと。
ケネディクスTOBによって私自身が成長させてくれた。
ここからは2021.1.9以降のケネディクスTOB成立を知ってから書き込みとなります。
テンションが変わっているかもしれませんがあしからずw
【2021.1.15追記】
定期的に当サイト「シグナログ」を観覧している方へ。
突然ですがケネディクスに関する投稿はこの記事をもって終了します。
当然ながら投資家の関心が薄れていることもありますが何より私の熱が冷めてしまったことが理由です。
そして一度は条件付きで運用状況と保有銘柄を公開することを宣言しましたが、残念ながら願いは叶わずにケネディクスTOBは終了しました。
しかし個人投資家の一人として資産を公開しながら運用することで新たな感覚で投資ができるのではないか?
私の投資に関しての発言に責任や信憑性を感じることができず、投稿を観ている方に伝わらないのではないか?
そう思ったので、次回の「株式観音弐乃掌(仮)」で運用状況と保有銘柄を公開することにします。
正直を言うとサイトの活性化も狙った上での決断であり他の投資家の方と緩いネットワークを築くには、やはり資産を公開することは避けられない。
この追記を観た方だけでもいいので楽しみにしておいてください。
今後のケネディクスと株価について
今後のケネディクスと株価について
ケネディクスTOB発表から約40日。
蓋を開けてみれば137,526,664株の応募。
発行済株式の総数が220,581,200株だから…62%やん!
ARA持ち株を入れたら82%ですやん!
これ、どう考えても個人株主の応募だけで集めれる数ではありません。
完全に出来レースだったのは間違いないですね。
やはりケネディクスTOBは始まる前から既に詰んでいた。
大株主の名簿にある企業は軒並み事前交渉によって抑えられていたのでしょうね。
ケネディクス経営陣&ARA&三井住友グループ、恐るべし。
以前の投稿で書いたようにケネディクスに完全に踊らされていた。
一部の投資家の方は楽しめなかったとは思いますが、もうケネディクスTOBは過ぎ去ったこと。
文字通り『過去』のことであって、学ぶこと学んで、次に進みましょう。
恨み節を語ったところで、何の解決にもなりません。
このようなTOB案件に身をもって体感できたことに感謝をしています。
ケネディクスには感謝しかありません…すみません嘘です。
ケネディクスが個人株主を疎ましく思っていたように、私もケネディクスを最後まで好きにはなれなかった…嫌いとは言ってない。
これでARAと三井住友フィナンシャルグループ(FG)と三井住友ファイナンス&リース(F&L)から出向組がケネディクスに鉈(なた)を振るうはず。
経営陣は恐らく安泰でしょうが、従業員はどうなのでしょうか?
保有不動産は三井住友グループの肉となり、利益は血となることでしょう。
何が言いたいかというと、数年後の再上場した場合に生まれる新生ケネディクスに現経営陣は居ない可能性は僅かですがあるのではないかと思う。
あるいは、再上場を許さず籠の中の鳥として朽ち果てる可能性もあります。
その鍵を握るのがケネディクスTOBの影の貢献者であるARAでしょうね。
ARAはケネ株の保有割合はTOB完了後に20%→30%となりますが、本音はもっと欲しいはず。
影響力をさらに高めるためには市場でケネディクス株を回収するのが最適。
故に株価は不安定な局面になったとしても、どこかで収束すると考えています。
スクイーズアウトの強制買付では三井住友F&Lの手にケネディクス株がいきますからね。
つまり、ARAは市場通じて残りの株を限界まで回収するはず。
あれ?それでも、結局は強制買取されるのでしょうか?
もしかして、ARAが市場で買い集めることを抑制するために、三井住友F&LはTOB完了後ケネディクス株の10%を相対取引で譲渡することを合意したのかもしれません。
仮にARAは手を出せないとしてもスクイーズアウトの強制買取よる効力がある限りは、ケネディクス株価は上場廃止までの間は740円~750円をウロウロするのかなぁと思う。
過去のTOB案件から考えればスクイーズアウトによる買取価格は750円だと思いますが、絶対にそうと言えないのが気になるところ。
裁判沙汰になって最高裁までいった判例もあり、その時の結論は以下の通り。
最高裁の結論は「一般に公正と認められる手続」によりTOBが行われ、その後に同額でスクイーズアウトがなされた場合には、「取引の基礎となった事情に予期しない変動が生じたと認めるに足りる特段の事情がない限り」、裁判所は、上記株式の取得価格をTOB価格と同額とするのが相当である。とのこと。
今後の『のうみ』の動向
今後の『のうみ』の動向
コメントにも頂いたのですが、スクイーズアウトによる強制買取は時間的な機会損失があるので、私は市場で売却するつもりです。
株価が740~750円の間にある場合は、期間をずらしながら段階的に処分していきます。
もう、ケネディクスTOBは終わったのです。
私も多少ショックはありますが、ケネディクスは終わってしまったのです。
否、実は終わっていません。
ケネディクスを自分なりに追い求めた結果、次の対象となる長期保有銘柄のターゲットを決めました。
以前に投稿で書いたように私の投資スタイルは1~3銘柄に対象を絞って株式を売買しています。
その投資の要となる二つの異なる性質の銘柄を保有するようにしています。
まずは長期保有を目的とした安定型の高配当銘柄です。
急上昇は見込めなくとも、安定した株価と高い配当利回りを重視した銘柄。
そして次に中期~短期保有を目的とした株価の振れ幅の大きなキャピタルゲイン優先の変動型のグロース銘柄。
基本的には、この両輪で今まで投資の世界をどうにか生きてきました。
しかし、今回のケネディクスTOBに私が全集中をしていた理由は単純で、私は早く投資を引退したかったからです。
株式投資は確かに面白いのですが、今は投資に浪費する時間があるなら、まだまだ技術不足の作画スキルを向上させることに集中したい。
皆さんも同じとは思うのですが、個人が投資を始めるのはどんな高尚な理由で飾ろうとも結局のところは人生を楽に送りたいからだと思っています。
もちろん、個人投資家の方の中にも確固たる意志や使命で投資をしている方もいるかもしれません。
しかし、結局は私も怠惰を求めて勤勉に行き着いてしまった。
私は自分がやりたいことだけをしたいから、投資を始めたつもりが気が付けば投資に時間を奪われてる。
今も尚、投資の呪縛に縛られていることを今回のケネディクスTOBで痛感しました。
ケネディクス株価が4桁になった場合に資産を公開すると言ったのも、株価がその段階に達した場合、私は投資から身を引くつもりだったから。
投資を始めた時に見た夢の大台へ到達が、そこにあった。
しかし、大切なものは、ほしいものより先に来ました。
だから、もう一度、投資と真剣に向き合ってみようと思う。
今後も、それを忘れないためにも定期的に投資に関する投稿を続けていこうと考えています。
【2021.1.12追記】
まずはNISA口座分のケネディクス株を市場に放流しました。
さようなら、ケネディクス。
NISA口座分の平均取得価格は562.89円だったので、素直に嬉しい。
本日746円での売却なのでピーク時に比べれば見劣りしますが、夢の見物料と思って我慢します…本音は悔しいw
明日からは特定口座分のケネディクス株【現物】をどうするか、少し悩んでいるところ。
【2021.1.14追記】
ケネディクス株のスクイーズアウトに向けた株式回収によって今のところで株価は746~747円で安定。
750円での強制買取が確定しているから、この価格帯が回収ラインとしてベストな感じ。
しかし、売り手は待てば待つほど、機会損失を被るので早めに売りたい心理に駆られます。
私も来週中に全株売却して手仕舞いしようかと頭を過りましたが、予定通り1月末まで段階的に売却していきます。
いずれ訪れるコロナ終息のさらにその先へ
いずれ訪れるコロナ終息のさらにその先へ
コロナの終息によって起こるリスクは投資家の方ならなんとなく分かっていると思う。
黒田バズーカこと異次元金融緩和後にリーマンショックから長く続く米金融緩和の出口戦略を引き金に起こった市場への衝撃を憶えていますか?
あれを遥かに超える、世界規模の衝撃がいずれ訪れるので個人投資家は『凝』を怠っていると痛い目に合うでしょう。
これは以前に投稿した中で書いた『デジタル証券による不動産バブル』の件に繋がります。
あの予想は大きな衝撃の先に起こるか、それとも後に起こるかによって不発に終わる可能性があります。
それは、コロナの終息がもたらす世界的金融緩和の収束、つまり過去例の無い規模の出口戦略による衝撃。
賢人達がいずれ訪れる世界的金融緩和の出口戦略をどんなに上手くやっても、過去に類の無い金融緩和の終わりは甚大であり不可避だと私は考えています。
だからこそ、私はこのタイミングのケネディクスTOBに全て懸けていたのですが、結果は知っての通り。
おや?何か聞こえる?
ケネディクス現経営陣「ようやく、個人株主を完全に排除し、これからは利益は出しても奴らの手には一銭も渡らない」
次へ段階へのステップは整いました。
長期保有の安定型高配当銘柄は三井住友FG【8316】。
2021年3月期の予想配当利回りが5%以上なので放置していても運用しやすい…まぁ、株価の大きな上昇は見込めないかもしれません。
しかし、購入可能な株数によりますが配当である程度の収益がありさえすれば普通に生きていけます。
つまり、精神的な安定を得れるなら私は資産の半分を適切なタイミングで三井住友FGに突っ込むことに躊躇はしない。
三井住友FGは三井住友F&Lの親会社であり三井住友グループを傘下に置く金融持株会社。
彼らに手によってケネディクスの保有不動産が真の価値を見出すことになるでしょう。
大口顧客の斡旋や不動産に対しての三井住友ブランドによる付加価値を追加することも可能。
ケネディクスはグループの歯車の一つとして生きる決断をしました。
圧倒的資本力と国内そして海外への影響力を後ろ盾にして。
その影響力が、もしかしたら今回のTOBの結果を左右したのかもしれません。
しかし、先程述べたように大きな衝撃を乗り越えなければならないの変わらない。
もしかしたら、ケネディクスはそれを想定して三井住友の中で生きることを選んだのかも知れない。
理由は何にせよ、苦渋の選択だったのかもしれない…だとしたら、ちょっと感慨深いですね。
最後までケネディクスのことを考えるのは、銘柄に憑りつかれてる証拠。
この投稿を通じて分かって欲しいのは、どんなに決算書や指標やチャートで判断したつもりでも、最後は感情で決断するのが人間。
どんな思考や理屈や手法を語ったところで、実際に利益が出ていないなら意味がありません。
そういう意味で投資家と企業ってやっぱり似た者同士だと私は思う。
みんなのオススメの銘柄を募集!
みんなのオススメの銘柄を募集!
ちょっぴり哀愁が漂う雰囲気はここまでです。
40日間に及ぶケネディクスTOBの投稿を読んでくれた皆さんは私がケネ、ケネ、ケネ…何度も言って、きっと聞き飽きた。
実は私もです。
なので、ここで一つ私から提案があるのですが、聞いてもらえるでしょうか?
というか、記事の投稿は一方通行なので好きにしゃべらしてもらいますね。
上記で説明した私の投資の要の一つ、長期保有銘柄は三井住友FGとしました。
もう一つの中期~短期保有銘柄【キャピタルゲイン優先の変動型のグロース銘柄】を皆さんから広く募集してみようと思う。
つまり、私を使って購入を迷っている銘柄でも良いので実験してみてはいかがでしょうか?
上場している国内株式なら、どの銘柄でも良いので掲示板にコメント投稿をお願いします。
必ずオススメする理由の詳細を書いてもらえると嬉しい。
ただし、今の時期で言えばテラ【2191】のような銘柄を勧められても、流石にギャンブラーでは無いので上手く運用する自信はありません。
なので私が銘柄を精査して、これならいけると思ったら集中投資してみようと考えてます。
ケネディクス株売却後に、その利益の一部を活用する予定。
なので購入時期は今は未定ですが、購入後は投稿で追って報告していこうと思う。
コメントがまったくこなかったら…まぁ、その時は涙を拭いて一人でがんばります。
【2021.1.13追記】
今のところメール2件とコメントは無し。
アクセス数を見る限り1日ギリギリ三桁の方が観覧しているはずなのに…
投資の世界で他力本願はあまり良くないかなぁ。
一月中にはケネディクス株の全てを売却する予定なので、それまでにコメントが無ければメールの中から中期~短期保有銘柄を選びますね。
次回投稿の株式観音!肆参(資産)乃掌!【つまり真相は不可避の速攻である】につづく。