どうも、のうみです。
明日からPSPlusフリープレイで提供となるワンダと巨像の前作「ICO」を紹介。
ICO、ワンダと巨像、人喰いの大鷲トリコの三部作となる上田文人さんプロデュース作品。
謎解き要素が多く、多彩なアクションが可能、ストーリーも細かい部分までしっかりと作り込まれてる制作期間が恐ろしく長い作品。
絶妙なゲームバランス
絶妙なゲームバランス
角の生えた少年イコは生贄として古城に捧げられ、そこで聞いたことのない不思議な言葉を話すヨルダの手をとり古城からの脱出を試みる。
「この人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから」のキャッチコピーにもある通り、ヨルダの手を繋ぎ共にダンジョンを進めていく。
しかし、状況に応じてその手を放しイコのみで自由に動くことが必要になる場面もあり、臨機応変に使い分けるのが攻略の鍵となる。
レベルやスタミナの概念がなくヨルダを守ることが主となる独自のゲームシステムを取り入れてる。
例えば二人揃わないとセーブができない、主人公にHPの要素がない代わりにヨルダが一定のダメージを負うとゲームオーバー。
プレイヤーは自分よりもヨルダを守ることを優先しなければいけないようにゲームが設計されています。
イコとヨルダへの感情移入がストーリーを進める程に強くなり、エンディングを迎える時は強い達成感と大きな感動を得られる。
謎解き要素も適度な難易度でアクション要素も絶妙なバランス。
アクションや謎解きが苦手な人でもトライ&エラーを繰り返せば誰でも進めれるようになってる。
語らない重厚なストーリー
語らない重厚なストーリー
ICO、ワンダと巨像、人喰いの大鷲トリコの三部作は繋がりがあることは間違いない。
そしてプレイヤーの想像に委ねた部分があり、クリアした後も考察する余地が多い。
ストーリーの中でキャラクターの発する僅かな言葉や表情、そして建造物からの読み取れる情報のみで世界観を表現してるのが、この作品の魅力のひとつ。
ICOだけでも多くの謎が未だに解けていない部分あるので、もしかしたら四作目があっても不思議じゃない。
密かに開発されていることを期待してます。
