どうも、のうみです。
明日(2020.3.1)からPSPlusフリープレイ提供となるワンダと巨像の前作となる「ICO」を紹介。
ICO、ワンダと巨像、人喰いの大鷲トリコの三部作となる上田文人プロデュースによる作品。
どれも長い制作期間がかけており細部までこだわり抜かれたゲーム。
謎解き要素が多く多彩なアクションが可能な本作品でストーリーも細かい部分までしっかりと造り込まれています。
プレイヤーを選ばない絶妙なゲームバランス
プレイヤーを選ばない絶妙なゲームバランス
角の生えた少年イコは生贄として古城に捧げられ閉じ込めらてしまい、そこで聞いたことのない不思議な言葉を話すヨルダの手をとり古城からの脱出を試みる。
「この人の手を離さない。僕の魂ごと離してしまう気がするから」と本作品のキャッチコピーにもある通りヨルダの手を繋ぎ共にダンジョンを進めていく。
しかし、状況に応じてその手を放しイコのみで自由に動くことも必要になる場面もあり、臨機応変にそれを使い分けるのが攻略の鍵となっています。
レベルやスタミナの概念も無くヨルダを守ることが主となる独自のゲームシステムを取り入れてる。
例えば二人揃ってでないとセーブが出来ない、主人公にHPなどの要素がない代わりにヨルダが一定のダメージを負うとゲームオーバー。
プレイヤーは自分よりもヨルダを守ることを優先しなければいけないように設計されています。
これによってイコとヨルダへの感情移入がストーリーを進めるほどに強くなって、エンディングを迎える時はきっと大きな達成感と感動が得られたのを鮮明に憶えてる。
謎解き要素も適度な難易度でアクション要素も絶妙なバランスで設定されおりアクションや謎解きが苦手な人でもプレイしていくうちに進めれるようになってます。
多くを語らない重厚なストーリー
多くを語らない重厚なストーリー
三部作と言いましたがその物語に繋がりがあることは間違いないのですが受け手の想像に委ねた部分が多く、プレイ中やクリアしたあとに考察するのが楽しい作品。
ストーリーの中でキャラクターの発する僅かな言葉や表情そして建造物などからの読み取れる情報のみで世界観を表現してるのがこの作品の魅力だと思う。
ICOだけでも多くの謎が未だに解けていない部分あるので、もしかしたら四作目があっても不思議じゃないので密かに開発されていることを期待。