どうも、のうみです。
紹介するのはスターウォーズエピソード7~9で監督を務めたことで知られるJ・J・エイブラムスの作品「フリンジ」です。
後半のシーズンこそツッコミ所が多々あったけど、それを差し引いても圧倒的に面白い作品。
FBI捜査官オリビアは恋人のジョンと捜査中に事件に巻き込まれ通常では考えれない事件を追うことになる。
精神病院にいる境界科学あるいは非支流化学つまりフリンジサイエンスの権威であるウォルターに面会する為、後見人の息子ピーターと出会うことから物語が大きく動き始める。
話が進むにつれ隠された過去を共有していき徐々に互いが心を開き、まるで家族のようなチームになっていくのも胸にグッとくるものがある。
他にも際立った個性的なキャラクターばかり。
ウォルターにいつまでたっても名前を覚えてもらえないFBI捜査官アストリッド、フリンジチームのボスことブロイルズやマッシブダイナミックの面々など多すぎて紹介しきれない。
解明された謎が新たな謎を生む!
解明された謎が新たな謎を生む!
この作品の引き込まれるポイントはまさにココ。
謎演出とそれが解明された衝撃のドキドキ感の虜になること間違いなし。
謎が出現しても、それが解明されるのはずっと先で観てる人は答えがいつどこで出るのかと期待して、ずっと観ちゃう。
前触れなく突然解明されることもあれば、じっくり時間をかけてジワジワと解明されることもある。
物語に引き込む仕掛けが多すぎて収拾できてないことも多々あり(笑)
もう一つの世界と監視人の存在
もう一つの世界と監視人の存在
多少ネタバレになるけどフリンジを語る上で絶対に切り離せないものがある。
「もう一つの世界」と「監視人」です。
マッシブダイナミックの技術は明らかに描かれた世界には適さないオーバーテクノロジー。
物語が進むにつれて、その伏線は徐々に露わになっていく。
オリビアのいる世界と僅かにズレた平行世界の存在。
その平行世界では911テロの標的はホワイトハウスだったので貿易センタービルは健在。
他にも自由の女神が銅だったりコーヒーが高級品だったりするなどこちらの世界とは異なる部分がある。
そして、いずれ起こる異なる世界による次元間戦争の果てに残れる世界は一つでしかないことをオリビアは知ることになる。
物語の重要な鍵を握るのがフリンジ事件が起こる場所で何度も確認されている監視人の存在。
スキンヘッドに眉無し色白で黒スーツに黒ハットで何らかの目的を持ってフリンジ事件あるいは人類を常に監視している。
監視人と初めてフリンジチームが初対峙することになった時は心の底からゾクゾクしました。
ファーストシーズンの最終回にマッシブダイナミックのトップのウイリアム・ベルとオリビアの邂逅はマジで最高の演出だった。
