どうも、のうみです。
コロナに絡む東京五輪、テーパリングの地ならし、米中貿易戦争など市場には攻めのタイミングを悩ます要素が多く、投資妙味があっても参戦するのを控えてる投資家が多いはず。
前回の投稿で今の相場に参戦することを宣言したけど、今の市場に漂うきな臭い感じが拭えない。
短期投資だったら良い環境ですが、長期投資で不安がないとは思えない。
ダウと比べてもパッとしない状況が続く日本市場はどこへ行く?
米中対立の板挟み
米中対立の板挟み
日本は米中の政治と経済によるW板挟みで市場も揺さぶられてる。
昨年2020年はその幕開けとなる出来事が多かった。
こうした状況で米中対立リスクが幾つかの国内企業で現れ始めてる。
某アパレル企業と某大手通信企業についてのは中国絡みのマイナス影響を水面下で切り離そうとしてる。
既にアメリカによる日本企業への踏む絵を迫られる状況にいつなっても不思議じゃない。
投資家は中立的視点でそれを受け止め理解し踏み絵を迫られる日本企業への投資はハイリスクな賭け事だと自覚しないとね。
これがパッとしない日本市場の要因のひとつ。
このことを国内投資家よりも遥かに理解している海外投資家は緩和マネーで潤う日本市場から資金を抜き取っているので、こんな恰好の草刈り場は他にはない(笑)
海外投資家の動きに乗っかる国内投資家も短期を気にして動いてる。
緩和マネーを市場に注入しても海外に抜き取られている今の状況は健全な市場とは到底思えないよね。
日本市場の展望
日本市場の展望
日本市場での短期相場の鍵はコロナに絡んだ東京五輪。
開催しなければ株価は上がると思ってる投資家もいるけど、国際的なビッグイベントを中止するという行為が世界に対してどういったメッセージを持つのか理解していないよね。
マスコミに流されてコロナだから国際社会は東京五輪を中止しても寛容に受け入れてくれると思ってるのなら大間違い。
無観客でも良いので開催するべきだし国内でも意見が分かれているから、やっぱり中止するとか国際的な祭典をやってる感覚が欠落してると思う。
中期リスクは米量的緩和のテーパリングで長期リスクは米中貿易戦争。
どちらも急に株価に織り込まれ始めそうで怖いけど、そんな考えで投資を控えていては一生様子見することになるので、頭の片隅に入れておけばいいだけのこと。
アメリカの対中政策もトランプの敵対的な排除からバイデンの敵対的な共存へとシフトしてる。
本気で経済で戦う姿勢は低くなっているからといって自分には関係ないと思ってると痛い目に合うよ。
地合いに飲まれてしまうと好業績でも一過性の上昇で止まり、全体の下落に飲み込まれるのが市場の怖さ。
ネガティブな内容が多いけど草刈り場にも良い面もある。
日本がアメリカと中国に振り回されるなら、アメリカだけ見てればいいってこと。
