どうも、のうみです。
波乱の三月が終わりを迎えて今週から新状態へと移行するTOPIX相場が始まります。
新年度の始まりが幸先の良いものであることを願う。
のうみ主催のあつ森イベント「円卓の会」でアヴァロン島に来島してくれた個人投資家との繋がりの輪が広がった。
たった二人だったコミュニティが三人になりました(笑)
新たな同志から少なくともベイカレントの決算日を跨ぐまでは運用状況を非公開にした方がいいのでは?と助言された。
なので、暫く運用状況を控えることをご容赦ください。
助言もあって先週ポートフォリオが大きく変化したのけど、この画面の向こうには一体どれくらいのベイカレホルダーの方がいるのかな?

突然ですが、個人投資家には大きく分けて二つのタイプいる。
投資のみで生計を立てている専業投資家と仕事しながら副業で投資をする兼業投資家。
専業投資家の収入源は基本的には投資から得れる売買差益と配当益のみなので、堅実な投資スタイルが好ましい。
安定的に収入を得る為にはルール厳守は必須であり短期投資が多い傾向がある。
自由を求める兼業投資家は専業投資家への憧れを胸に秘め投資をしている方も多いはず。
兼業投資家は投資での利益とは別に安定的な収入があり中長期投資家が多い。
専業投資家と同じく独自のルールは守らなければいけないけど信用取引でもしない限りは安定した収入が万が一の場合に保険なる。
ユーチューブやブログでよく見かける投資インフルエンサーや投資漫談家は専業投資家・兼業投資家のどちらにも属さない、稀有な存在と認識してる。
投資家と名乗って良いのは市場を主戦場にして戦っている兵士だけ。
アナリストは投資家とは異なる場所で戦っているので投資家とは畑違いの業種。
兼業投資家のメリット
兼業投資家のメリット
給与&賞与という安定収入がある
毎月安定した収入があるのは心強い。
譲渡益と配当益【年1~2回】とは別に給与【年12回】と賞与【年2回】があるから心置きなく投資ができてフットワークも軽い。
ただし、安定した収入が緩衝材となって投資判断を鈍らせることがある。
仕事があるから気が紛れる
意外と重要なことなんですよね、これが。
意識が仕事に集中することで投資のことが頭から離れてメンタルがリフレッシュされる。
しかし、投資のウエイトが大きくなると逆に仕事に影響がでるので注意。
板に張り付かないから平常心でいられる
恐らく兼業投資家の大半の方が指値や逆指値による自動売買を利用してる。
板に張り付くと、どうしてもメンタルが揺さぶられるので指値は大事。
お金に対してシビアになれる
人によるけど、良い意味で倹約家、悪く言うと銭ゲバ(笑)
お金に色はなく、お金を働かせることを学べるのはとても大切。
思考停止して働くことが美徳とするのは自由だけど幸せは人それぞれ。
兼業投資家のデメリット
兼業投資家のデメリット
活動時間に制約がある
専業投資家は板に張り付くことができるけど、働いてる兼業投資家はそうはいかない。
サラリーマンなら基本的に市場への参加は難しく、緊急時の対応も脆弱。
平日は自宅に帰って市場動向をチェックして明日の売買を決めて布団の中へ。
楽して儲けてるという偏見の目を向けられる
リアル世界でカミングアウトした人は大体トラブルに巻き込まれる。
金と政治と宗教の話は身近な人にもしない方がいい。
私も家族にも資産のことは秘密にしてる。
無用なトラブルに巻き込まれたくないなら、ネットの中だけでカミングアウトするのが安牌。
この国は金融リテラシーが驚くほど低いから、こうした偏見は恐らくなくならない。
小学生にプログラミング教育するのなら金融教育もするべき。
仕事に影響がでる
特に動かす資金が大きくなるとメンタルへの浸食度も大きくなる。
利益も損失もプレッシャーになるし、これは投資をしている人にしかわからない。
個人差がありますが、仕事へのやる気にも影響する。
精神疾患を患う投資家はかなり多い。
不眠症はその典型。
症状が酷くなるとダウ平均の結果が気になって寝むれない体質になってる人もいる。
全ての物事をお金に絡めてしまう
これは投資する全ての人に言えることだけど、市場原理主義とかマネー主義の偏った思考。
災害や事故そしてテロや戦争などの事象を市場への影響としてしか視れなくなる。
例えばコロナの死者を数字としてしか認識できない頭になってる投資家は多い。
感受能力が欠如していまう傾向があるってこと。
趣味までが投資になってしまうと常に投資をことばかり考える疑似専業投資脳になっちゃう。
どうでしょうか?
なんか改めてメリットとデメリットを上げていくと表裏一体だった。
メリット中にはデメリットの要素が紛れていて良い部分を生かすも殺すも投資家次第。
やっぱり個人投資家はつらいよ。
機関投資家に比べて圧倒的に資金や情報に置いて不利な立場。
どんな優れた個人投資家であっても、彼らに比べれば小さな塵のような存在でしかない。
世間のイメージで投資家は苦労もせずに富を得る卑しい者と思ってる人が多い。
苦労もなく利益を得れるなら相場に参加している皆が笑顔のはず。
しかし、現実はそうではないよね?
お金に振り回されないで生きていけるなら、それに越したことがないけど、その境地に行き着けるのは一握りの限られた投資家だけ。
