どうも、のうみです。
強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていくの格言の中で今の相場はどの段階にあるのか？
メディアお抱えの経済評論家がバブルを軽々しく口にしているけど、彼らはいつだってバブルと言い続けている。
株式バブル、不動産バブル、中国バブル、ビットコインバブル…そりゃずっと言っていればいつか当たるよね。
大衆が口にするということは、今の相場は楽観ではなく「懐疑の中」であることを示しています。
投資家でなければ市場と向き合うことはできない。
部外者は引っ込んでろ。
懐疑の中にある相場
懐疑の中にある相場
彼らは何がしたいのでしょうか？
どうして下を向いて生きていくことを押し付けてくるのか？
不安を糧として利益を得ている彼らをどうして容認するのか？
30年前に起こったバブル期の株価と今の株価を単純に比べるという愚行。
下を向いて歩く日本人特有の思考はバブルがもたらした呪縛。
ダウ平均が史上最高値を達成する中でも日経平均は未だに30年前の高値を抜くことすらできない。
今後の相場は世界全体がコロナ対策として金融政策を行っていることを考えれば必然の流れになる。
皮肉なことにコロナのお陰で今の上昇相場を形成している。
本格的に実体経済が動き出す時まで、このサイクルが止まることはない。
世界共通の敵であるコロナが生みだした相場、いつか訪れるコロナの終息こそが相場の終焉なのかもね。
3月に200兆円に及ぶ追加経済対策が実施されるアメリカ経済に注目が集まっている。
今後は期待値でなく実体経済の回復が株価に織り込まれていくことになる。
金利動向が気になるけど市場が許容できない程の急激な変化でなければ問題はないと思ってる。
のうみの保有状況
のうみの保有状況
ベイカレント【6532】は緩やかな凪に入るのが望ましいけど、機関投資家が活発に動いてる限りはトレンドは止まることはない。
IRによるサプライズにもよって調整局面を迎え、株価の大きな変動がいつ起こっても不思議じゃない。
その変動が上か下かはわからないけどベイカレは粛々と通期決算と来期予想を発表するだけ。
先週の信用倍率の変化は重要な意味を持っていると思う。
SMFG【8316】は予想通り米金利上昇に連動する形で株価も上げてきましたね。
嬉しい誤算も幾つか重なり配当目的の保有でしたが既に年間配当以上の利益が出ている状況。
金利上昇はなるべく緩やかなものであれば問題はないけど急激変動は市場には良い影響は与えない。
第3四半期決算を無事に通過し継続的に監視していたシグマクシス【6088】はまた自社株買いをするのかな？
同じコンサルとしてベイカレントとシグマクシスを以前比較したのですが、この二社にはコンサルへの取り組み方にも違いがありました。
シグマクシスの事業とその未来を語ってみます。
シグマクシスの強み
シグマクシスの強み
ケネディクスと同じ匂いがすると舐めた扱いをしちゃったけどベイカレントにはないシグマクシスの強みがある。
NTTアドバンステクノロジ【NTT100％出資の完全子会社】
経済産業省のDXレポートに企業の複雑化した既存基幹システムを2025年までに刷新する必要性があると警告している。
2025年の崖が指摘されERP刷新に向けた経営者へのプレッシャーは高まっている。
ERPはEnterprise Resources Planning【エンタープライズ・リソース・プランニング】の略。
ERPとは企業経営の基本となる資源要素【ヒト・モノ・カネ・情報】を適切に分配し有効活用する考え方で基幹系情報システムを指すことが多く、企業の情報戦略に欠かせない重要な位置を占めている。
NTTアドバンステクノロジはSAP社の次世代クラウド統合業務ERPであるSAP S/4HANA Cloudの財務会計、管理会計、販売管理、購買管理およびプロジェクト管理に関わる複数モジュールを一括導入。
国内企業初の次世代クラウド統合業務ERP導入であり、多くの企業がこのパッケージの導入をする際はシグマクシスのサポートを必要とする。
シグマクシスのSAP S/4HANA Cloud認定資格取得総数は65個と業界トップクラス。
競合他社は多いけど、国内初の案件に関わっていることは今後のシグマクシスの事業展開において重要。
塩野義製薬が経費管理クラウドサービスConcur Expenseを導入にもシグマクシスが支援。
Concur ExpenseはSAPグループのConcur社が提供する経費管理クラウドサービス。
SAP社は主にビジネス向けソフトウェアの開発を手掛ける大手ソフトウェア企業であり、売上高ではマイクロソフト、オラクル、IBMに続いて世界第4位。
日本でのSAP社のDX事業はシグマクシスに優先的にコンサルを任せられれるとしたら、今後の業績に期待せざるを得ない。
JAL【貴方にお送りする音楽の定期便～JET STREAM～】
半世紀使い続けた基幹系システムの全面刷新に挑んだ日本航空の予約・発券システム刷新「SAKURAプロジェクト」。
投資総額800億円超、苦節約7年に及ぶSAKURAプロジェクトには複数の企業が絡んでいます。
推進するPMOとしてだけでなく、システムの定義、社内関係部門との調整、システム切り替えなど、プロジェクト内の全チームにシグマクシスのコンサルタントが常駐。
PMOはProject Management Office【プロジェクト・マネジメント・オフィス】の略。
企業や組織において個々のプロジェクトの支援を横断的に行う部門や構造システムをPMOと呼んでいる。
JALの案件関してはコロナの影響が改善すれば利益は大きく戻してくるはず。
コロナ禍で引き上げていた常駐コンサルタントがいずれ必要になる。
ベイカレントとは異なり官公庁関連の案件はないけど大手企業との大型案件が継続的に稼働しているので利益は安定している。
特に注目すべきはアライアンスを組んでいる企業の中に紹介したSAPとオラクルがあるのはDX市場において成長の要になる。
そしてシグマクシスと言えばフードテック。
食とITが融合するフードテックとはITを活用して食料の生産から加工、流通、消費までのサプライチェーンを見直して食品ロスの改善させるなど多岐に及ぶ。
そしてAIを活用したスマート農業やインターネットと家電が連携したりするスマートキッチンなどフードテックの適用範囲が広がっている。
シグマクシスはフードテックのリーディングカンパニーとされているけど今の段階では実態がなかなか掴めない。
コンサルとして企業間の垣根を超えて仲介役となるイベントや講習会も開催している。
ただ、シグマクシスが抱えるフードテック技術にスポットが当たっていない。
構築しているフードテックのプラットフォームの真価は遠い未来の話ではなく、今の話だということを投資家に周知されなければならない。
だからこそ新興コンサルであるシグマクシスの真価が開花するのはDX元年と言われる、この瞬間なのでは？。
ベイカレントのような大規模採用ではまいけど、今年も多くの優秀な人材を採用し教育している。
これは未来への大きな投資。
人的資源の確保が困難になる時代は既に訪れていることを理解し、コロナ禍でも人への投資を怠ってないのは頼もしい。
円卓の会に集え！投資家諸君！
円卓の会に集え！投資家諸君！
日時は2021.2.28(日)の14時～15時までアヴァロン島を解放。
今回ものうみによる来島者へのアンケート＆雑談をしようと思ってる。
アヴァロン島「円卓の会」招待コードは【11RVR】です。
アンケートに協力してくれた方は先着1名様に限り「マイルりょこうけん10枚」をプレゼント。
ボイチャはNG。
満員御礼になることはないと思うのでスムーズに来島できるはず。
仮に誰も来なくとも途中でゲートは締めることはないので、時間ギリギリでも安心してね。
今回も監視役のフレンドが来島しているので、そいつに話しかけないでね(笑)
