どうも、のうみです。
市場は異様な熱狂ムードになっていますが、私はこの現象は当然のことだと考えています。
政府がコロナ対策での引き締めを強めるほど、それに応じた金融緩和と財政出動が相場への追い風となるから。
だからこそ、いつか日にか起こる世界的金融緩和の終わりを想像すると少し…いや、かなり怖い。
しかし、今の段階ではその想像は時期尚早。
皆さんには、何度も投資を楽しくやってほしいと言ってきました。
ですが、私自身は本当に投資を楽しんでいるのか?
楽しむためにはどうしたら良いのか?
必死になって、考えてある答えにようやく行き着きました。
私は以前に自分自身を育ててくれた投資への限りなく大きな恩を返すため、一度は条件付きで資産公開を宣言しました。
ですが、結果は過去の投稿を観てくれたら分かる通りケネディクスTOBでの四桁奪還の夢は儚く散りました。
しかし、個人投資家の一人として運用状況と保有銘柄を公開しながら株式取引をすることで新たな感覚で投資ができるのではないか?
それに以前にも言ったように私の投資に関しての発言に責任や信憑性を感じることができず、投稿を観ている方に伝わっていないのではないか?
改めてそう思ったので、私の資産と今の段階で保有している銘柄を全て公開することにします。
正直を言うとサイトの活性化も狙った上での決断であり、他の投資家の方とゆる~いネットワークを築くには、やはり資産を公開することは避けられないと考えました。
過去の投稿には既に追記投稿により資産公開は告知していたので、定期的に当サイトを観覧していた方はお待たせしました。
資産公開に至るまでいろいろと悩みましたが、私なりの投資家としての決意表明だと受け取ってもらえれば嬉しい。
のうみの運用状況&保有銘柄【2021.1.15】
のうみの運用状況&保有銘柄【2021.1.15】
以前から何度も言ったようにケネディクスに全集中していたので、先週のTOB成立に伴いNISA口座のケネ株の全てと特定口座分のケネ株の一部を既に売却しました。
NISAって素晴らしい、手数料ゼロで配当益と売買差益(キャピタルゲイン)に課税が無しなんて利用してない投資家は損してますよ、まじで。
下の取引画面がその利確を行った後の2021.1.15時点での運用状況&保有銘柄。
※この口座分の実現損益については、いつか別の投稿で語ろうと思う。
どうでしょうか?ちょっと驚きましたか?
これで私が投稿してきたケネディクスTOBの記事に込めた覚悟が、ようやく皆さんに伝わると信じています。
ケネTOBに全てを捧げた投資の成果は15,837,632円の利益。
既に売却したNISA口座分と特定口座分の利益を合わせるとケネディクス株での売買差益の合計は約1,600万円となりました。(但し特定口座分は20%課税対象)
ケネディクスへの全集中の甲斐【買い】があり、短期間でここまでの利益を獲得できたことは本当に嬉しい。
文字で淡々と語っているから伝わらないと思うのですが、利確の瞬間は意外と冷静。
むしろ利確前の株価上昇に伴った利益上昇局面こそが最も投資家の血が騒ぐ歓喜の瞬間。
そして、この日に保有するケネ株の95,700株の約半分の45,700株を指値746円で売り注文。
夢の大台は一旦諦めてやるよ。ケネディクスも。もう、おやすみ…
今のケネディクス株の板状況からすれば当然ですが、すぐに約定しました。
ありがとう、そして、さようならケネディクス。
特定口座分の株式なので手数料&売買差益への20%課税もしっかり持っていかれてます。
ケネ株残り50,000株も今月中に売却する予定。
これで、次の銘柄への投資準備が整いました。
最近の市場の熱狂に乗っかりたいけど、ここで全力投資は少し危険かなぁと思っています。
しかし、前回の投稿で言ったように有言実行しなければならないことあります。
個人投資家の命を繋ぐ要
個人投資家の命を繋ぐ要
そうです、長期保有銘の候補に挙げていた三井住友フィナンシャルシャルグループ(SMFG)【8316】への投資。
SMFGについての解説は後でしますね。
中期~短期の売買差益つまりキャピタルゲイン優先銘柄とは異なり、狙いはあくまでも配当益なので三月末の権利確定日までに年間100~200万円の配当益を見込める株数を目安に段階的に購入していく予定です。
購入の進捗状況は随時公開していくつもり。
以前に私は最悪の場合になっても働いていたら大丈夫と言いましたが、では専業投資家はどうしますか?
もちろん配当益も絶対の保証ではありませんが、それなりの生きていく保険にはなります。
精神の安定のためには、この配当優先の銘柄購入は私の場合は必要不可欠。
投資家の方の中にはもっとキャピタルゲインを追求したい人も居るとは思いますが、そのリスクを避けながら生き残れるとは私の投資スキルでは到底思えない。
短い投資家経験ですが、私は知っています。
過剰に利益を追求する投資家が引退していく後ろ姿を何度も見てる。
配当益と売買差益の二つの両輪こそが個人投資家の命を繋ぐ要だと考えています。
そんな輝かしい勝利を続けれる個人投資家など存在してはならない。
しかし、稀にそんな天才が現れてしまう。
でも、彼らには間違いなく天賦の才がある。
悲しいことですが、どの分野の世界も残酷。
私の努力によって積み上げてきたものだけでは彼らには太刀打ちできない。
ならば、私を含めた一般の個人投資家は命を繋ぐことに出来るだけ多くの力を注ぐべきではないのでしょうか?
そうして投資の世界に長く生き残ってさえいれば必ずどこかで大きなチャンスを掴み、いつの日か努力が報われることもあるかもしれません。
必ず機会は訪れ、その時こそ全身全霊を以て臨むめば良い。
不発には終わりましたが、私がケネディクスTOBに全てを捧げたように。
一生ただ闇雲に投資を続ければ、いくら天賦の才があっても生き残ることはできない。
それでも、自分の投資センスやスキルは誰よりも優れていると思うのなら、私がそんな高い運用能力を持った方を止める権利はありません。
ですが、時間を懸けて着実に一歩一歩進んで行かなければ、投資の世界で成功といえる領域には辿り着くことなどできる訳がありません。
私なんか七年懸けても、未だに道半ばなのだから。
しかも、どんだけ資産を積み上げていっても失うのはあっという間。
これは先程言った天賦の才を持つ彼らにも等しく起こりうること。
世界が残酷という言葉の真理は人は本来は不平等であること、そして選択の余地なく誰の下にも無慈悲に希望も絶望も平等に訪れること。
損失を被った投資家が次は必ず取り戻すと意気込んだところで市場は残酷。
株式投資はギャンブルではない。
一発当てて勝ちたいなら株式投資ではなく、もっとハイリスクハイリターンな金融商品を扱うべきではないのでしょうか?
ですが、ケネTOBの兆候は発表前からチャートに確実に現れていましたよね?
もちろん実際は蓋を開けるまで分からないことでしたが、それを「運」という言葉で一括りにする方は恐らく投資の本質を理解していないと思う。
しかし、株式投資にも運の要素が無いとは言いませんが、努力でどうにかなる部分が比較的他の投資に比べて多い。
だから、楽しみながら一歩一歩、着実に進もうではありませんか。
この投稿を観覧した方の中には、私が資産を公開したのは単なる戯れだと考える方もいると思う。
正直そう見られる方が気楽に投稿できるので、多くの方にそう思ってもらえる方がむしろ嬉しい。
つまり、他の投資専門サイトのように投資家の購入欲求を煽り誘導することが投稿の目的ではないことを理解しておいてくださいね。
三井住友ファイナンシャルグループ(SMFG)【8316】
三井住友ファイナンシャルグループ(SMFG)【8316】
ケネディクスTOBに仕掛けた…否、頼まれた三井住友ファイナンス&リースの親会社SMFG。
2020年度の配当性向は37%で一株当たりの配当額は190円(90円は中間配当)。
3期連続増配をしていて、2022年度までに配当性向を40%を目指しています。
なので、今後も増配の可能性はあると考えています。
そのことから手を付けるのは少し早いかもしれませんが、長期的な視点で観れば株価上昇の可能性も秘めているので権利確定日前から段階的に購入。
SMFGはグループ子会社や合弁会社によって多岐にわたる業種を国内外で展開していて、その中に注目している会社があります。
ケネディクスを飲み込んだ「三井住友F&L」も注目していますが、最も気になるのはコロナ禍で注目を集めている合弁会社「SMBCクラウドサイン」。
契約の完全デジタル化の技術を用いることで三井住友グループのあらゆる契約を効率化することができ、政府主導によって推進される電子契約の広がりを考えれば導入企業数は加速すると考えます。
競合他社の多い海外展開は難しいかもしれませんが、現状は国内では敵なしのシェアNo.1。
独壇場の国内業界シェア80%をさらに拡大できる余地は大いにあると思う。
この会社の若き社長は将来的にはIPOも考えているようで頼もしい限り。
しつこいですが、ケネディクスの保有不動産は三井住友グループの後光と力によって劇的に変化すると考えています。
ブランド力以外にもグループが抱える営業網によって大口顧客と繋がることの付加価値は極めて大きい。
SMFGは財閥系企業ですから調べれば、いろいろ情報が出てくると思う。
当然ながら良い情報ばかりでは無いので、もしも気になった方はIRに開示されている情報を観覧するのも面白いですよ。
【2021.1.20追記】
SMFGの2020年度の通期予想を見て分かる通り、コロナの影響を大きく受けています。
その為、経済環境が改善しない限りは2021年度の配当は中間90円・期末100円で据え置きの可能性は高い。
ですがSMFGの株主還元方針は「株主還元は、配当を基本に、機動的な自己株取得も実施してまいります。配当は累進的とし、配当性向は2022年度までに40%を目指してまいります。」と明記されています。
累進的とは、つまり減配せず配当を維持するか、利益成長に合わせて増配する配当方針ということになります。
念の為に説明しておきますが、今期は減益してることもあり配当性向予想は60%超え。
しかし、これは2020年という異質の年によって生まれた異常値と考えて問題ないと思う。
基本的に減配はしない株主還元方針ということは投資家として私は魅力を感じています。
少し早めの株式保有かもしれませんが、多少のリスクを覚悟で今の段階から購入しようと改めて思った。
まぁ、長期保有銘柄なので日々の株価に揺さぶられるつもりはありません…嘘です。
当然ながら長期保有だろうと、いつでも逃げ道【損切り】は確保している。
【2021.1.21追記】
キャピタルゲイン優先の中期~短期銘柄の募集終了しますね。
理由は…コメントが来ないw
メール送ってくれた方には、申し訳ないことをしてしまいました。
なので、方針を変えて2つの長期保有銘柄【売買差益優先】を選定。
DX関連銘柄から本命銘柄と大穴銘柄の二つを決めました。
まだ準備が整っていないので銘柄の詳細は言えませんが、少し変わった方法で公表しようと思う。
3月末までにSMFGに3,000万【配当優先】、本命銘柄に3,000万【売買差益優先】、大穴銘柄に500万【売買差益優先】を保有予定。
まぁ今のところの予定は未定。
【2021.1.22追記】
こんなメールを頂きました。
「長期保有なのに安易に逃げ道を確保するのはどうかと思います。」
言われてみれば、まさにその通りですね。
それでは、今回の長期投資においては損切り禁止という制約と誓約を課すというのはどうでしょうか?
完全に常軌を逸したルールに感じる方もいるとは思いますが、利確については許されてるなら私はそこに救いと優しさを感じますw
水面下で既に株式購入を開始しているので蓋を開けるまで、もうしばらくお待ちを。
【2021.1.27追記】
保有していた全てのケネディクス株の売却完了しました。
今度こそ本当にさようならケネ、ありがとうケネ。
そして、一月の仕込みは完了しました。
買いのタイミング早すぎたァァァァァァァァァァ。
うごがァァァァァァァァァァひぎィィィィィィィィィィ。
はぁ…まぁこんなもんだろ、投資の始まりは。
でも不思議と公開するのが楽しくなってきたw
【2021.1.28追記】
2021.1.30(土)のPM1:00~PM3:00の2時間、アヴァロン島を開放して長期保有銘柄【売買差益優先】の本命&大穴の銘柄を先行公開。
興味ある方はアヴァロン島開拓記【第4回/主に見捨てられた島の復興!】を観覧してみてください。
あつ森の世界で会えるといいね。
【2021.1.30追記】
アヴァロン島への招待パスワードは「96YWB」です。
パスワードは2021.1.30(土)のPM1:00~PM3:00の間のみ有効。
【2021.1.31追記】
アヴァロン島での銘柄先行公開は満員御礼でした…嘘です。
フレンドたちによる、ただの集会でしたw
来週もやるので、参加したい個人投資家の方はいつでも歓迎。
【2021.1.29追記】
2月相場の展開を予兆するような1月相場でしたね。
市場関係者はこぞって波乱の展開を口々に語っていますが、過去に彼らの言う通りになった試しがありますか?
これはみなさんに言っているのではなくて、私自身に言い聞かせているセリフw
つまり、のうみの今月の運用状況は急転直下のクライシスということ。
ですが、みなさんは公開を楽しみにしておいてください…引かないでね。
今後の株式観音について
今後の株式観音について
今後も運用状況&保有銘柄を公開していくつもり。
ただ、メンタルが耐えれない状況になり、投稿が途絶えた場合は何となく察してくれると嬉しいw
しつこいですが、掲示板のコメント投稿は気軽にできる設定に変えているのでみなさんマナーを守って自由に使ってくださいね。
それと以前に募集を呼び掛けた、キャピタルゲイン優先の短期~中期投資銘柄は今もまだ募集中。
コメントやメールどちらでも良いので、可能でしたらオススメの理由も添えてくれたら嬉しいなぁ。
いずれにせよ、買うにしても売るにしても、全ての取引を公開するので投稿を観てる方はいろんな意味で今後も楽しめるはず。
投資で痛い目にあった方が株式投資の悪い側面ばかり嘆くの見て私は思う。
我々、個人投資家が求め、そして極めようとした株式投資はそんなもんじゃないだろう。
利益追求だけではなく、楽しさも交えながら道中を進みたい。
言葉で語るのは実に簡単で、現実に実行することはとても難しいことですが、相反する『安定』と『変化』の両方から利益を享受できたらいいなぁと考えています。
次回投稿の株式観音!ベイカレント乃掌!【そもそもDXとは何なの?】につづく。