どうも、のうみです。
昨日(2020.3.2)の日経平均はどうにか上昇しましたが今週から来週も荒れる展開が予想される。
まさかコロナウイルスがここにきて市場を混乱させると考えていた人は多くはないはず。
発生初期段階では気にかけていましたが、時間と共に警戒感は薄れていていたのでチャートを見た瞬間は背筋が凍りました。
タイトルの格言通り時間をかけて地道な努力の積み重ねで上昇した株価は僅か数日で全て帳消しに。
上昇相場で下げる理由を市場は待っていた?
上昇相場で下げる理由を市場は待っていた?
やはり高値圏にあった絶好調のダウ平均を見る限り市場は売る理由を待っていたのが最大の理由だと思う。
致死率の高いウイルスならともかく、ここまでパニックになることでは無いと私は思うのですが、このまま感染が広がれば経済へのダメージは一時的にでるのは必須。
観光や物流やイベント会社等など特定の業種が受けるダメージは未知数ではある以上は市場の反応は当然。
それらを踏まえても、いくら何でもこの下げは異常だと感じる。
市場の下落額しか見ていないマスコミがリーマンショック級だの東日本大震災級の衝撃と言っていますが、ちょっと不安を煽りすぎだと思う。
投資をしている者から見てどう考えてもコロナショックにはリーマンショック級の破滅的衝撃は無く、正直言って次元が違いすぎて比較になりません。
しかし、現実と市場の危機の深刻度の乖離に関しては似てる部分があります。
リーマンショック以前からサブプライムローン問題の危険性はあったのにも関わらず、ほとんどの投資家は問題の深刻度を甘く見積もってた。
コロナも対岸の火事だと楽観的に考えていたのは認めなくてはいけないと私自身の考えの甘さを痛感。
株価のことだけでなく日常生活のことも含めてですが、過度の楽観も禁物ですが悲観しすぎるのも問題なのでこういう時こそ冷静な判断が必要。
それでも落ちるナイフは魅力的!
それでも落ちるナイフは魅力的!
願望としては日経平均が21,000円の下限ラインを破らなければ株価は持ち直すと思う。
しかし、コロナウイルスの問題が長期化する場合は19,000円もあり得るかも知れません。
ここから数週間はネガティブな情報がでるたびに下がり、それを打ち消すポジティブな情報で戻す荒い展開が多いのは間違いでしょう。
見方を変えれば絶好の買い場に見えるのが悩ましいところ。
ですが、かなり危険なので私は再来週まではしばらく静観しようと思う。
すでに先週辺りから予測範疇を超えてる流れに入ってるので、ここは冷静に判断させてもらいます。
余談ですがコロナウイルスの感染を恐れる人よりコロナ対策で金銭的損害を被る人の方が私は心配。
まぁだからといって何も対策しない訳にはいかないので仕方が無いのですが判断はとても難しい。