おかねのはなし

コロナショック【上げ百日、下げ三日】

コロナショック

どうも、のうみです。

昨日の日経平均はどうにか上昇したけど今週から来週も荒れる展開が予想される。

まさかコロナがここまで市場を混乱させると考えていた人は少ないはず。

発生初期は気にかけていたけど時間と共に警戒感は薄れていていた。

保有銘柄のチャートを見た瞬間は背筋が凍った。

タイトルの格言通り時間をかけて地道な努力の積み重ね上昇した株価は僅か数日で全て帳消し。

下げる理由を市場は待っていた?

高値圏にあった絶好調のダウ平均を見る限り市場は売る理由を待っていた。

致死率の高いウイルスならともかく、ここまでパニックになることではないと思うけど感染が広がれば経済へのダメージは長期に及ぶ。

観光や物流やイベント会社など特定の業種が受けるダメージは未知数ではある以上は市場の反応は当然。

それらを踏まえても、この下げはあまりにも異常です。

市場の下落額しか見ていないマスコミがリーマンショック級だの東日本大震災級の衝撃と言っていますが、ちょっと不安を煽りすぎだと思う。

投資参加者から見て、どう考えてもコロナショックにはリーマンショック級の衝撃はなく、正直言って次元が違いすぎる。

しかし、実態と市場の危機の深刻度の乖離に関しては似てる部分がある。

リーマンショック前からサブプライムローンの危険性は囁かれたいたのにも関わらず、ほとんどの投資家は問題の深刻度を見誤っていた。

コロナも対岸の火事だと楽観的に考えていたのは、認めないといけない。

株価のことだけでなく日常生活も含めて過度の楽観も禁物だし悲観しすぎるのも問題なのでこういう時こそ冷静な判断が必要。

それでも落ちるナイフは魅力的!

願望としては日経平均が21,000円の下限ラインを破らなければ株価は持ち直すと考えてる。

コロナの問題が長期化すると19,000円もあり得るかもね。

数週間はネガティブな情報がでるたびに下がり、それを打ち消すポジティブな情報で上がる、不安定で荒い展開が続くのは間違い。

見方を変えれば絶好の買い場に見えるのが悩ましい。

リーマン時の教訓があるので、各国政府が金融政策に動き出すのは確定かと。

それでも、すでに予測範疇を超えてる相場なので冷静に判断しないといけない。

コロナ感染を恐れる人よりコロナ対策によって金銭的損害を被る人の方が心配。

だからといって何も対策しない訳にはいかないので、ここからの政府の舵取りは難しい局面になると思う。

どこもかしこもパニックを煽って利益を得ようとしてる。まぁ投資家も似たようなモノだけど。それじゃ~また。

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