どうも、のうみです。
以前に確定申告についての投稿に紹介していたe-Tax【国税電子申告】を初体験しました。
e-TaxはマイナンバーカードやICカードリーダライタが必要と思ったいたのですが、税務署で発行されるID・パスワード方式の申請を事前にしていたので問題はありませんでした。
税務署が込み合う今の時期に自宅に居ながら申告できるのは便利なのでこれを利用しない手はないです。
最近はスマホで確定申告とかもあるみたいですから近い将来はもっとスムーズな確定申告が可能になるかもしれませんね。
サポートが無いことが心配
サポートが無いことが心配
税務署で確定申告すれば職員の人が相談やサポートをしてくれますが自宅で行う場合は一人でやるので心配でした。
わからないところがあると手が止りネット検索で調べて、数値を打ち込んでるとまたわからないと調べる…これを何回か繰り返しでどうにか作業が完了しました。
医療費や各種保険など昨年1/1~12/31までの合計金額などがしっかり揃っていればスムーズにできると思っていたのですがそうはいきませんでした。
本来は数十分ぐらいで終わると思いますが初めての場合はこんな感じなのでしょうか?
私の場合は過去に住宅ローン控除のために税務署で確定申告した時の控えがあったのでそれを参考にできたのが良かったです。
たぶんこれがなかったらもっと迷っていたと思います。
もし今からやる人はきっと過去の確定申告書があれば参考になると思うので確認した方が良いです。
そして税務署で発行されたID・パスワード方式の届出のみしていきなりe-Taxで確定申告デビューする人は悪いことはいいません…初回は税務署で申請した方が良いと思います。
ネットではいろんな情報でていますが確定申告は申告者によって千差万別で異なる部分が多く、そのことを調べるのも苦労します。
なので急がば回れではないですが一度税務署で相談してみましょう。
知らないでは済まされない節税術
知らないでは済まされない節税術
今回、このe-Taxのことを知らべていて驚愕の節税方法があることが判明しました。

それは以前の投稿でも触れたのですが上場株式投資による配当利益や譲渡利益に関することです。
一般的な特定口座であれば株式投資は配当金や利益が出た時点で所得税15.315%と住民税5%は源泉徴収されて申告不要制度によって確定申告は不要です。
ただし、確定申告をすることが可能でそれには二つの方式があり申告分離課税と総合課税です。
申告分離課税とは損益が出た場合に利益分から損失分差し引いた税金が最大3年間は戻ってくるので、損失のでた方は利用できる節税対策があると以前に紹介しました。
今回のもう一方の総合課税で初めて申請してみました。
もっと前からやってたら…と悔やまれます。
どうしてかと言うと配当所得とその他の所得の合わせた課税所得金額900万円以下の場合はこちらの方が節税できるからです。
その理由は利益に関する所得税が累進課税に変更される為。

ただしデメリットがあって住民税は総合課税で申告をすると5%→10%と負担が大きくなってまう点があります。
さらに健康保険等の社会保険などが上がる場合もあるのでトータルで負担が増える場合もあります。
しかし、これらのデメリットを回避する方法があって自治体によって手続き方法や申告場所は多少の違いはあるようですが、住民税を別途申告することができるのです。
つまり上場株式による配当利益や譲渡利益がある場合は課税所得金額900万円以下の場合は所得税は総合課税で確定申告・住民税は自治体へ申告不要手続きがベストのようです。(2020.2.22現在)
ちなみに上記の申告不要手続きとは『申告をしない』という意味ではなく『総合課税ではなく源泉徴収のままにする』という意思表示をすることです。
このことをネット検索しまくって、ようやく節税の賢人達のお陰で理解できました…まじで分かりにくいよw
詳細を知りたい人はググってね!
詳細を知りたい人はググってね!
なぜこんなにも手間のかかる方法になったのか理由を調べてみると納税者の税負担を減らすために近年制度変更があったようですがまったく知りませんでした。
この手の制度は申告者のみが得をするのでしかたないとは思うのですが知らない方は多いのではないでしょうか?
念のために書いておきますがこの投稿はわかりやすく紹介するため簡略化した部分があるので本記事を参考に行動した結果について、一切の責任を負いませんのであしからず。
