どうも、のうみです。
今回はキングスフィールドやシャドウタワーそしてデモンズソウルの系譜を受け継ぐ「ダークソウル」について語ります。
制作会社はブラッドボーンや隻狼など数々のヒット作を今も生み出してるフロムソフトウェア。
2011年に発売された死にゲーというジャンルはゲームしてる人なら知っていると思うけど、解説するのはダクソにおける不死のついての設定。
中世の世界観をベースに構築された神々と人の物語。
世界が生命で満ちた火の時代が終わりを迎え人の中から不死が現れ始める。
それはダークリングと呼ばれる呪いを宿した不死人。
この不死性についての設定に驚かされたのを憶えてる。
不死とは『生き続けること』
不死とは『生き続けること』
不死とは死なない者。
不死身の存在で死を恐れない。
しかし、このゲームはその概念が一変させた。
不死とは生き続けてしまう者。
一見すると同じことのように思うかもしれないけど、少なくともダークソウルの世界では人にとって「生」とは呪い。
不死性とは人の中にある本来の性質であり、消えつつある火の力つまり生命エネルギーが失われことによって本来の性質が色濃く出てしまう。
それはつまり生も死も、そして人間性さえも失った亡者と呼ばれる状態こそが人本来の在るべき姿。
人の中にある暗い魂を持つ不死性を秘めた人間たちを意図的に火継ぎと呼ばれるシステムを構築する為に利用した神々の物語。
あとは本編で楽しんでね。
フレイバーテキストの奥深さ
フレイバーテキストの奥深さ
ディレクターの宮崎さんの凄さは緻密な設定を表に余り出さないところだと思う。
あえて言わないことで世界観に深みが増し、考える余地をプレイヤーに与えてる。
アイテムのテキストを読んだり、フィールドに設置してある建築物を観察したりすることでプレイヤーに考えさせる仕組みを見事に創りあげている。
