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ダークソウル妄想録③【火の時代とダークリングについて】

ダークソウル妄想録

どうも、のうみです。

ダークソウル妄想録も最終章。

それでは前回の続きからダークソウル【無印】のプロローグの第四節と第五節の考察をしていきます。

グウィンの雷が、岩のウロコを貫き 魔女の火災は嵐となり

死の瘴気がニトによって解き放たれた

そして、ウロコのない白竜、シースの裏切りにより、

ついに古竜は敗れた 火の時代のはじまりだ

 

だが、やがて火は消え、暗闇だけが残る

今や、火はまさに消えかけ、人の世には届かず、夜ばかりが続き

人の中に、呪われたダークリングが現れはじめていた・・・

引用元:www.darksouls.jp

キーワードがてんこ盛りなので抜粋して説明しようと思う。

今回はこの文脈に存在しないことが重要な意味を持っていることがある。

誰も知らぬ影の小人が…いない!

第三節では書き記されているのに、どうして古竜との戦いを記した第四節ではその活躍が描かれていないのか?

プロローグの冒頭で古い時代と言われているように語り部が過去の伝記を読んでいることから推測すると意図して省かれているのでしょうか?

影の小人は単純に何にもしていない。あるいは気が付いたら戦いが終わってたのかもw

その存在を快く思わない者によって排除されているとしたら?

それは一体誰でしょうか?

火の時代の解説で改めて説明します。

死の瘴気【えげつない口臭】

真の不死たる朽ちぬ古竜にとって死という概念は存在しない。

だが死の特性を持つニトの死の瘴気(ソウル)に触れることでその不死性を歪ませた死の瘴気。

アノール・ロンド臭気指数ガイドラインの基準値を大幅に逸脱するレベルの悪臭!

シースの裏切り

古竜の不死の要ともいえるウロコの秘密を洩らしたシース。

ウロコがないことやその容姿が他と異なること迫害を受けていたのかな?

どのような理由にせよ古竜との戦いの後はグウィンから侯爵の立場を与えられ非人道的実験さえも黙認される存在となり。

古竜のウロコその神秘に憑りつかれ原始結晶の研究に没頭。

火の時代

古竜が敗れたのち生と死の循環する輪の一部となった生命が謳歌と繁栄を極めた時代。

裏では命に宿る闇の性質をひた隠し、いずれ訪れる闇の時代を回避するため水面下でグウィンとフラムトを中心として火継ぎのシステムが構築。

その鍵となるダークソウルを受け継ぐ人間の管理(隔離)。

ダークレイスと共に水に沈められた小ロンド。

時間や記憶さえもが虚ろなる吹き溜まりの中にある輪の都。

人から大切な記憶記録そして愛する人を奪ったのは、この火継ぎのシステムの構築に関わった者達なのではないでしょうか?

そして長い月日の後に人は全てを忘れ、偽りの伝承に従うことで不死がその火を受け継いでいく。

例えそれが歪み穢れた火だとしても。

ダークリングとは人間の持つ王のソウルの特性

人にとって「生」は間違いなく呪い

不死とは死なないことではなく生き続けること。

あるいは亡者のように生も死もまいこと

これこそ人のみがもつ闇の特性であり闇から這い出た生命の本質。

人が得た王のソウルすなわちダークソウル

人の不死性は人本来の持つ力つまり闇であり人間精はそこにしか宿らない。

呪いを解き不死性を閉ざすことは人の本質を失うという抗えない矛盾がある。

差異がもたらした火の時代という混沌の世界

底なしの器でもあるプレイヤーは全ての王のソウルを得て火継ぎの結末を委ねられる。

あるがまま火を闇の中に返すことで闇の王になること、全てわかっていても仮初(かりそめ)の姿を望むのもプレイヤー次第。

偽りとか歪められたという言葉に違和感を感じるのはどうしてだろう?

差異をもたらした結果の生まれた火の時代は常に混沌に満ちていて真と偽善と悪、そう分けられている差異に本当に違いはあるのか?

人そして神さえも照らされる火によって望むものだけ見ていたかった

全てはそれだけのことだったのでは?

ダクソ3で呪術の師匠コルニクスさんがプレイヤーにこう語り掛けていた。

なあ、君。火の無き灰よ 火を恐れたまえよ

かつて呪術の祖、イザリスは、己が生んだ炎に焼かれ滅びた

それは確かに混沌、魔女の歪んだ炎だったのかもしれない

だが、あの篝火がそうでないと、誰に分かるものかね?

引用元:www.darksouls.jp

三回にわたってダークソウル【無印】のプロローグを妄想考察してきました。

プロローグだけでここまで内容が膨らむとは思ってなかったけど、妄想多めで理解や納得できないことなどもあったはず。

でも、この妄想録を投稿してみてダークソウルは考察さえもプレイヤーに任されてるのだと改めて感じた。

フロムの次回作「エルデンリング」は開発状況が気になるね。それじゃ~また。

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