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ウルフ・オブ・ウォールストリート【パーティーの始まりだ!】

ウルフ・オブ・ウォールストリート

どうも、のうみです。

アメリカンドリームを描いた映画はいくつもあるけど、その中でも一番ぶっ飛んでる作品を紹介します。

アマプラにて配信中のレオナルドディカプリオ主演のウルフ・オブ・ウォールストリート。(2020.2.24現在)

舞台は1987年アメリカ。

株式仲買人になる為に野心を秘めたジョーダン・ベルフォートはウォールストリートに夢を抱き降り立った。

投資銀行ロスチャイルドで半年かけて証券取引の資格を取り、これから仲買人として儲けるその日にブラックマンデーによって会社は倒産。

そこで見て学んだ顧客を巧みに誘導する話術と知識を駆使して、転職先でペニー株を顧客に売り込み2,000ドル稼ぎ出して周りの社員から一目置かれる。

味を占めたジョーダンは素人同然の顧客にペニー株をひたすら売りまくる。

高リスクながら報酬も高く作中ではなんと手数料50%。そんな詐欺紛いの手法で売りつけていたペニー株とは非上場の超低位株つまりクズ株

『ストラットン・オークモント証券』設立!

老舗のような立派な社名のストラットン・オークモントに集まったのはジョーダンにドラックを教えたドニー、ニッキー、チェスター、ロビー。

みんなセールス経験のない素人ばかり。

そこでジョーダンはセールストークのノウハウを叩き込み顧客から資金を巻き上げ莫大な手数料を稼いでいく。

仲間を勧誘するシーンでペンを俺に売ってみろとジョンはヤクの売人のブラッドに問う。

ブラッド「このナプキンに名前を書いて。」→ジョーダン「ペンがない。」→ブラッド「ペンはここにある。

何気ないセールストークですが、これこそ需要を生みだすこと。

価値を生み出すプロセスがこの短い会話に凝縮されている。

そして、会社は急速に成長していき新規公開株を取り扱うことで、さらに利益を得て社内は狂気的な盛り上がりをみせます。

違法な方法で稼ぎまくっていたのでFBIにマークされいることをジョーダンを知り、隠し資金の保管場所に困りスイス銀行の口座に移すのですが…

酒池肉林!阿鼻叫喚!

この映画は伝記であり実際の出来事を基に描かれている。

コメディの要素が多く、とりわけ際立ったシーンがド〇ック&セッ〇ス!

大きな金が動くウォール街に携わる者の宿命とばかりにどっちもやりまくっている(笑)

これってホントなの?と疑うぐらいの狂気狂乱ぶり。

それくらい登場人物全員が倫理観の欠片もないくらいぶっ飛んでる。

こうした派手な行動がエスカレートした結果ジョーダンは獄中に入ることになるけど、それで終わらないのがジョーダンの凄さ。

自分の伝記を本にしたり世界を飛び回り講演をするなど、今もモデルとなったジョーダン・ベルフォートは精力的に活動中。

この映画はその伝記を基に制作されたもので、その売上と版権でさらに多くの財を築き上げている。

まさにウルフの名に相応しい人物です。

ぶっ飛んでて、ぶっ壊れてるけどアメリカンドリームを絵に描いたような波瀾万丈な人生だよね。それじゃ~また。

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