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ロッジ49【山猫騎士団で錬金術を学ぼう!】

ロッジ49

どうも、のうみです。

今回は「笑い」と「社会風刺」と「ファンタジー」の三つの要素が混ざり合った独特の世界観を描く海外ドラマ「ロッジ49」を紹介します。

秘密結社『山猫騎士団』と『錬金術』の謎

カルフォルニアのロングビーチに住んでいる楽天的でちょっぴりおバカな元サーファー「ダッド」は、父親の死と自身に起こった事故によって生きる気力を失いホームレス同然。

そんな時にひょんなことからアーニーと出会ったことがきっかけで秘密結社「山猫騎士団」に入団し価値観を共有できる人達と出会い、そして生きる意味を取り戻す物語。

ダッドには兄思いの妹「リズ」がいて亡き父親の残した膨大な借金の保証人になり返済の日々に疲れ果てていた。

それでも生きるために働くしかないと半ば諦めた人生を送っていたところにダッドが居候することになる。

もう一人の主人公であるアーニーも多くの問題を抱えているのですが、こちらも愛すべきキャラクター。

昔の恋人と関係を断ち切れなかったり、一旗揚げよう躍起になるも空回りするところなど哀愁を感じます(笑)

この作品には登場するキャラクターはいろんなダメ人間が出てくるので感情移入がしやすくて、そこがこのロッジ49の魅力。

社会風刺の要素は日本に格差というものがあるようにアメリカにも大きな格差があることをこの作品から垣間見ることができる。

借金漬けから抜け出せないダッドとリズの兄妹や企業の大規模リストラなど笑いを絡めてはいますが、暗い影が物語の節々に存在する。

現実世界の中に垣間見えるファンタジーの要素

登場人物がそれぞれ抱えている問題と向き合い少しずつではあるけど前に進んでいく物語を山猫騎士団を中心に観ることができます。

ダッドは山猫騎士団こそが自分の求めていた場所だと感じ、いろんな人を巻き込みながら再生の道に進むのですが、そこに錬金術という異質なキーワードが存在する。

山猫騎士団の創始者フリッツ・メリルが発見したという、この錬金術とその記録を記述した書物の存在。

そして、真のロッジへと物語は多くの謎を残したままシーズン1は幕を閉じます。

ファンタジー要素が垣間見えるのは「虹色オーラ」「馬に乗った甲冑騎士」「地下室の発光現象」「ドラゴン」などですが、現実世界に異質なシーンが入り込む瞬間のインパクトは絶大。

さりげくリズの勤めていた企業シャムロックの本社に「ハーウッド・フリッツ・メリルに関する新考察」の本が置いてあることがめちゃめちゃ気になる。

シーズン2が待ち遠しい。アマプラでやってくれるのかな?視聴できたらまた投稿します!それじゃ~また。

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