おかねのはなし

ケネディクスTOB【株式観音!壱乃掌!ありがとうケネディクス!】

ケネディクス

どうも、のうみです。

己の画力と投資に限界を感じ悩みに悩み抜いた結果

のうみがたどり着いた結果(さき)は感謝であった

自分自身を育ててくれた投資への限りなく大きな恩

自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが感謝の投稿!

この投稿はケネディクスTOBの結果の分からない2021年1月8日の段階から書き始めているけど、もしかしたらと思いながら株式観音の力を借りて文字を打ち続けています。

まずは読んでくれてる皆さんに伝えたいことがあります。

投稿記事を読んでくれてる皆さんに感謝!株主に感謝!冨樫先生、連載再開ありがとうございます!※連載再開デマだった(笑)

投資による心の所作、それはどんな状況になろうとも揺らがぬ心で私情と市場に向き合うこと。

ケネディクスTOBにが私を成長させてくれた。

ここからはケネディクスTOB成立を知ってから書き込みとなります。

テンションが変わっているかもしれないけどあしからず。

この投稿は個人の見解であり実際に売買を行う場合は自分の判断で投資をしてね。

今後のケネディクスと株価

ケネディクスTOB発表から約40日。

蓋を開けてみれば137,526,664株の応募。

発行済株式の総数が220,581,200株だから62%やん!

ARA持ち株を入れたら82%やん!

どう考えても個人株主の応募だけで集めれる数ではありません(笑)

完全に出来レースだったのは間違いないですね。

やはりケネディクスTOBは始まる前から既に詰んでいた。

大株主の名簿にある企業は軒並み事前交渉によって抑えられていたのでしょうね。

ケネディクス経営陣&ARA&三井住友グループ、恐るべし。

株主たちは楽しめなかったとは思うけど、もうケネディクスTOBは過ぎ去ったこと。

文字通り「過去」のことであって、学ぶこと学んで、次に進もう。

ケネディクスには感謝しかありません…すみません嘘です(怒)

ケネディクスが株主を疎ましく思っていたように、私もケネディクスを最後まで好きにはなれなかった(嫌いとは言ってない)

これでARAと三井住友フィナンシャルグループ(FG)と三井住友ファイナンス&リース(F&L)から出向組がケネディクスに鉈を振るう。

経営陣は安泰でしょうが、従業員はどうなのでしょうか?

保有不動産は三井住友グループの肉となり、利益は血となることでしょう。

数年後の再上場した場合に生まれる新生ケネディクスに現経営陣は居ないかもね。

再上場を許さず籠の中の鳥として朽ち果てる可能性もある。

その鍵を握るのがケネディクスTOBの影の貢献者であるARAでしょうね。

ARAはケネ株の保有割合はTOB完了後に20%→30%となりますが、本音はもっと欲しいはず。

影響力をさらに高めるためには市場でケネディクス株を回収するのが最適。

故に株価は不安定な局面になったとしても、どこかで収束すると考えています。

スクイーズアウトの強制買付では三井住友F&Lの手にケネディクス株がいきますからね。

つまり、ARAは市場通じて残りの株を限界まで回収するはず。

あれ?結局は三井住友F&Lの手で強制買取されるのかな?

もしかして、ARAが市場で買い集めることを抑制するため三井住友F&LはTOB完了後ケネディクス株の10%を相対取引で譲渡することを合意したのかもね。

仮にARAは手を出せないとしてもスクイーズアウトの強制買取よる効力がある限りは、ケネディクス株価は上場廃止までの間は740円~750円をウロウロするはず。

TOB案件は初めてで上場廃止までの間に何が起こるかわからないので、余り当てにはしないでね。

過去のTOB案件から考えればスクイーズアウトによる買取価格は750円だと思いますが、裁判沙汰になって最高裁までいった判例もあり、その時の結論は以下の通り。

最高裁の結論は「一般に公正と認められる手続」によりTOBが行われ、その後に同額でスクイーズアウトがなされた場合には「取引の基礎となった事情に予期しない変動が生じたと認めるに足りる特段の事情がない限り」裁判所は上記株式の取得価格をTOB価格と同額とするのが相当であるとのこと。

今後の『のうみ』の動向

コメントにも頂いたのですが、スクイーズアウトによる強制買取は資金の拘束期間があるので、市場で売却する予定です。

株価が740~750円の間にある場合は、期間をずらしながら段階的に処分していきます。

もう、ケネディクスTOBは終わった。

多少ショックはありますが、ケネディクスは終わってしまったのです。

否、終わってはいない!

自分なりに追い求めた結果、次の対象となる長期保有銘柄のターゲットを決めました。

私の投資スタイルは1~3銘柄に対象を絞って株式を売買しています。

二つの異なる性質の銘柄を保有するようにしています。

まずは長期保有を目的とした安定型の高配当銘柄。

急上昇の見込めなくとも、安定した株価と高い配当利回りを重視した銘柄。

次に中期~短期保有を目的とした株価の振れ幅の大きなキャピタルゲイン優先のグロース銘柄

基本的には、この両輪で今まで投資の世界で生き残ってきました。

しケネディクスTOBに全集中をしていた理由は単純で、投資を引退したかったから。

投資は確かに面白いのですが、投資に浪費する時間があるならまだまだ技術不足の作画スキルを向上させることに集中したい

個人が投資を始めるのは高尚な建前で飾ろうとも人生を楽して生きたいから。

中には確固たる意志や使命で投資をしている方もいるかもしれません。

しかし、楽して生きたかった私も怠惰を求めて勤勉に行き着いてしまった。

自分がやりたいことだけをしたいから、投資を始めたつもりが気が付けば投資に時間を奪われてる。

投資の呪縛に縛られていることをケネディクスTOBで痛感した。

ケネディクス株価が4桁になった場合に資産を公開すると言ったのも、株価がその段階に達した場合、投資から身を引くつもりだった。

投資を始めた時に見た夢の大台へ到達が、そこにあった。

大切なものは、ほしいものより先に来ました

だから、もう一度だけ投資と真剣に向き合ってみようと思う。

それを忘れないためにも定期的に投資に関する投稿を続けていこうと考えています。

2021.1.12追記

まずはNISA口座分のケネディクス株を市場に放出しました。

NISA口座分の平均取得価格は562.89円だったので、素直に嬉しい。

本日746円での売却、ピーク時に比べれば見劣りしますが夢の見物料と思って我慢します。

明日からは特定口座分のケネディクス株【現物】をどうするか、悩ましいところ。

2021.1.14追記

ケネディクス株のスクイーズアウトに向けて746~747円で安定。

750円での強制買取が確定しているから、この価格帯が回収ラインとしてベスト価格帯。

しかし、売り手は待てば待つほど、機会損失を被るので早めに売りたい心理に駆られます。

来週中に全株売却して手仕舞いしようかと悩んだけど、予定通り1月末まで段階的に売却していきます。

訪れるコロナ終息のさらに先へ

コロナの終息によって起こるリスクは投資家ならなんとなくわかっている。

リーマンショックから長く続く米金融緩和の出口戦略を引き金に起こった市場への衝撃を憶えていますか?

あれを遥かに超える世界規模の衝撃がいずれ訪れると思ってるので、個人投資家は「」を怠っていると痛い目に合うかも。

コロナの終息がもたらす世界的金融緩和の収束、つまり過去例のない規模の異次元の出口戦略

賢人がいずれ訪れる世界的金融緩和の出口戦略をどんなに上手くやっても、過去に類のない金融緩和の終わり。

このタイミングのケネディクスTOBに全て懸けていたのですが、結果はこのザマ。

おや?何か聞こえる?

ケネディクス現経営陣「ようやく、個人株主を完全に排除し、これからは利益は出しても奴らの手には一銭も渡らない」

ケネディクス

次へ段階へのステップは整いました。

長期保有の安定高配当銘柄は三井住友FG【8316】です。

2021年3月期の予想配当利回りが5%以上なので放置していても運用できそう。

株価の大きな上昇は見込めないかもしれない。

それでも量によるけど配当である程度の収益がありさえすれば普通に生きていける。

精神的な安定を得れるなら資産の半分を適切なタイミングで三井住友FGに突っ込むことに躊躇はしない。

リスクはあるけど富が富を生むという投資での当たり前ことが、投資やらない人には理解できないよね。

三井住友FGは三井住友F&Lの親会社であり三井住友グループを傘下に置く金融持株会社。

彼らに手によってケネディクスの保有不動産が真の価値を見出すことになるでしょう。

大口顧客の斡旋や不動産に対しての三井住友ブランドによる付加価値を追加することも可能。

ケネディクスはグループの歯車の一つとして生きる決断をした。

圧倒的資本力と国内そして海外への影響力を後ろ盾にして。

その影響力が、もしかしたら今回のTOBの結果を左右したのかもね。

しかし、先程述べたように大きな衝撃を乗り越えなければならない。

もしかしたら、ケネディクスはそれを想定して三井住友の中で生きることを選んだのかも知れない

理由は何にせよ、苦渋の選択だったのかも…だとしたら、ちょっと感慨深いですね。

最後までケネディクスのことを考えるのは、銘柄に憑りつかれてる証拠。

この投稿を通じてわかって欲しいのは、どんなに決算や指標やチャートで判断したつもりでも、最終的には感情で決断するのが人間。

どんな思考や理屈や手法を使ったところで、実際に利益が出ていないなら意味がない。

そういう意味で投資家と企業ってやっぱり似た者同士。

みんなのオススメの銘柄を募集!

ちょっぴり哀愁が漂う雰囲気はここまで。

40日間に及ぶケネディクスTOBの投稿を読んでくれた皆さんはケネ、ケネ、ケネ…何度も言って、きっと聞き飽きたと思う。

なので、ここで提案があるのですが、聞いてもらえるでしょうか?

長期保有銘柄は三井住友FG。

もう一つの中期~短期保有銘柄のキャピタルゲイン優先のグロース銘柄を皆さんから募集してみようと思う。

つまり、私を使って投資してみようってこと。

上場している国内株式なら、どの銘柄でも良いのでコメント投稿をお願いします。

オススメする理由を書いてもらえると嬉しい。

銘柄を精査して、これならいけると思えたら集中投資してみようと思ってます。

ケネディクス株売却後に利益の一部を活用する予定。

なので購入時期は今は未定だけど、投稿で追って報告していきます。

コメントがまったくこなかったら、その時は涙を拭いて一人でがんばります。

2021.1.15追記

突然ですがケネディクスに関する投稿はこの記事をもって終了します。

当然ながら投資家の関心が薄れていることもありますが、何より私の熱が冷めてしまった(笑)

そして、一度は条件付きで運用状況と保有銘柄を公開することを宣言しましたが、残念ながら願いは叶わずにケネディクスTOBは終わった。

個人投資家として資産を公開しながら運用することで新たな感覚で投資ができるのではないか?

だから、次回の「株式観音弐乃掌(仮)」で運用状況と保有銘柄を公開します。

投資家の方と緩いネットワークを築くには、やはり資産を公開することは避けられない。

楽しみにしておいてね。

次回投稿の株式観音!肆参(資産)乃掌!【つまり真相は不可避の速攻である】につづく。

思い出をありがとうケネディクス。さようならケネディクス。それじゃ~また。

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