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IT【恐怖の象徴であり悪夢の主ペニーワイズ】

IT

どうも、のうみです。

スティーヴン・キングの描いた小説が前作で1990年に公開され、2017年にリメイクされた伝説的ホラー映画のITの紹介をします。

ペニーワイズが27年周期で現れるため90年に公開した27年後にリメイク公開とは粋なことをしますね。

ピエロのイメージを大きく変えた名作ホラー

この映画を幼少期に観てしまって道化恐怖症になった今は大人になった子供も多いと思います。

赤い鼻の道化師ペニーワイズは事故や災害に見せかけて少年少女を喰らう悪魔と少年少女達の闘いを描いた作品です。

実在する殺人鬼をモデルとしたペニーワイズは多感な子供にしか認識できず心にできた隙を突き弱さに漬け込むことで捕食する不気味な悪魔。

ルーザーズクラブのビル、リッチー、スタンリー、エディ、ベン、ベバリー、マイクの少年少女が連続行方不明事件を探るうちにアイツと呼ばれる悪魔の存在に気付くのです…

ペニーワイズの恐怖の正体について

人を笑顔にするはずのピエロに何故こんなにも恐怖を感じてしまうのか、それは見た目の恐怖だけではありません。

ペニーワイズは子供が感じる恐怖を媒介として強大な力を得る悪魔なのですが作中にそれを示す幾つかの根拠が存在します。

快楽目的で子供を食べているのではなく捕食対象の子供の悩みやトラウマを具現化して心の中に潜む恐怖を増大させて悪夢で満たしたうえで捕食することで自らの力にすることが出来るのかもしれません。

例えばマイクは火事で両親を失った経験があるために見せられた悪夢は扉から出る焼け焦げた手

ベバリーは父親による虐待を暗示するように大量の血液を浴びたようにペニーワイズは子供の心にある恐怖を糧にした幻影を見させて自らの悪夢の糧として捕食しようとしているのでしょう。

それとペニーワイズは子供にしか見えないということから推測してみると大人は見えないのではなく見ようとしないの方が正しいかもしれません。

何故ならこの作品に登場する親達は子供を理解せずに向き合おうとしていない。

だから本質を見ようとしない人間にはペニーワイズは見えていないのかも知れません。

さらに作中では差別的な問題に関することにも触れている部分があり、そうしたアメリカ社会の闇の象徴として具現化した悪魔として存在しているようにも考えれます。

果たしてこんな実態の無い悪魔をルーザーズクラブの少年少女は打ち破ることができるのでしょうか?

今回は少年時代のエピソード紹介でしたが、27年後の大人時代の物語はまたどこかで触れたいと思います。それじゃ~また。

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